上皇后さま心臓検査へ 心機能低下の可能性
上皇后さまが、週末、心臓の検査を受けられることになった。
宮内庁によると、上皇后さまは今週はじめに血液検査を受けられたところ、「BNP値」という、心不全の診断指標で、心臓に負荷がかかるなどすると上昇するホルモン値が基準値を超えていた。心機能が低下している可能性もあるため、この週末に宮内庁病院で心臓の検査を受けられるという。検査結果は、宮内庁が来週はじめに発表する予定。
上皇后さまは、朝の散策後に息が切れることが増えているものの、胸の痛みを訴えられるようなことはないという。
上皇后さまは2015年にも胸の痛みを訴え、冠動脈CT検査を受けられたところ、動脈硬化によって血管が狭くなる軽い「狭窄(きょうさく)」が認められ、経過観察となっていた。
なお、11日から予定されている上皇ご夫妻の京都訪問は、現時点で変更はないという。