IT4社と渋谷区プログラミング教育で協定
来年度から「プログラミング教育」が小学校で必修化されることを受け、渋谷のIT大手4社が17日、カリキュラムの開発や授業支援などを行うことで、渋谷区などと協定を結んだ。
新たに始まる「プログラミング教育」は、来年度から小学校で、再来年度には中学校でも必修化され、コンピューターを使いこなすための論理的な思考力などを養うもの。
必修化に先立ち、17日、渋谷に本社を置くIT大手4社が、今年度から渋谷区立の小中学校向けに専用アプリを使ったカリキュラムを提供するほか、教員向けにも研修を行うことなどで、渋谷区などと協定を結んだ。実際に8月の夏休み期間中には、IT各社でプログラミング体験やエンジニアの仕事見学などができるという。
また、このプロジェクトのとりまとめを行う東急電鉄も、自社が持つ商業施設や野外の広場などを教育の場として開放していきたいとしている。