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大阪北部地震から1年 ブロック塀見直しも

2019年6月18日 12:01
大阪北部地震から1年 ブロック塀見直しも

最大震度6弱を記録した大阪北部地震から18日で1年。特に被害の大きかった大阪府高槻市から中継。

大阪北部地震では、6人が亡くなり、高槻市だけでも2万軒以上の住宅に被害があった。1年がたったいまも、ビニールシートがかけられた家、大きなヒビが入ったままの家が少なくない。

登校中の小学生が地震で倒れたブロック塀の下敷きになり死亡した寿栄小学校では、地震発生時刻の午前7時58分、市長と学校関係者らが黙とうをささげた。

高槻市立寿栄小学校・佐藤美恵校長「このような事故を、二度と起こしてはならないと、改めて決意をしています」

尊い命が失われたこの地震をきっかけに、全国でブロック塀の安全性が見直された。高槻市では、すでに小中学校の高さ120センチ以上のブロック塀はすべて撤去され、フェンスが設置されている。

1年前のこの日は、各地で交通がマヒするなど多くの混乱もあった。地震はまたいつ、どこで起きるかわからない。改めていざというときのための心構えと備えについて考える一日でもある。