沖縄県議会、米軍ヘリ部品落下に抗議の決議
沖縄県浦添市の中学校のテニスコートにアメリカ軍のヘリコプターの部品が落下した事故を受け、沖縄県議会は18日、事故に抗議する意見書と決議を可決した。
この事故は今月4日、浦添市の中学校のテニスコートに、アメリカ軍普天間基地所属のCH-53E大型輸送ヘリから、プロペラの先端を保護するゴム製のテープの一部が落下したもの。
沖縄県議会は18日、事故に抗議し、再発防止を求める意見書と決議を全会一致で可決した。
仲宗根悟県議「航空機からの落下物は、一歩間違えれば人命に関わる重大事故につながりかねず、普天間基地の危険性を再認識させるものである」
意見書と決議は、保育園や学校などの上空の飛行中止や普天間基地の即時運用停止なども求めている。