文科省、教育での先端技術活用方策まとめる
文部科学省は、教育における先端技術の活用に関する方策をまとめた。
子どもがどんな状況下にあっても等しく質の高い教育を受けられるようにするためには、先端技術の活用が重要としている。政府の有識者会議で子ども1人あたりパソコン1台の重要性を指摘されたことも踏まえ、そうした環境整備も視野に、将来的な検討を進めるとしている。
また、自治体により情報端末などの整備状況に差があることから、国では、安価な環境整備を可能にするモデル例を示すと共に、関係業界などにも今後、協力を求めていくとしている。
文科省では、2022年度から世界最高速級の通信インフラを小学校や中学校でも利用できるようにしたり、大学とも連携して教育を充実させることを可能にしたりするなどして、2025年度までに世界最先端の教育環境を実現する方針。