東京オリ・パラ名誉総裁 天皇陛下に要請へ
来年に迫った東京オリンピック・パラリンピック。大会組織委員会の森会長は、両大会の名誉総裁就任を天皇陛下に要請したい考えを政府に伝えた。
組織委員会の森会長は26日、首相官邸を訪れ、両大会の名誉総裁就任を天皇陛下に要請したい考えを安倍首相に伝え、宮内庁との調整などを要請した。
大会組織委・遠藤利明会長代行「(安倍首相は)『わかりました』と。もちろん天皇陛下が、宮内庁が最終的に判断されると思いますが、総理としてそうしたことをご理解いただけたと思います」
1964年の東京大会では、オリンピックの名誉総裁は昭和天皇が、パラリンピックの名誉総裁は当時皇太子だった上皇さまが、それぞれ務めた。
オリンピックとパラリンピックが対等であることを示す意味もあり、来年の大会は、いずれも天皇陛下が名誉総裁に就任される見通し。