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G20サミット 大阪湾の咲洲で開催の理由

2019年6月27日 16:35
G20サミット 大阪湾の咲洲で開催の理由

28日から大阪で始まるG20サミットに向け、続々と世界各国の首脳が集まってきている。会場では、世界が注目する首脳会談も行われる。今回のG20サミットが行われる、大阪湾に浮かぶ人口の島・咲洲近くから、鈴江キャスターが伝える。

大阪は午後から雨脚が強まってきた。私が今いるのは、会場につながる一本道の、検問が行われている場所。まっすぐ進めば会場となる咲洲に行くことができるが、1台1台車を止めて厳しいセキュリティーチェックが行われている。

今回、会場に咲洲が選ばれた理由の一つとして、警備のしやすさがある。車や人の出入りがチェックしやすいという。

そして、大阪が選ばれた理由がもう一つあるという。それは、大阪の人たちの“おもてなし”精神だという。

27日に会った、大阪の観光名所で取材していたロシアのテレビキャスターは、このように話していた。

ロシアのテレビキャスター「G20では政治だけではなく、文化もテーマにしています。初めて日本に来たけれど、日本の“おもてなし”はとても高いレベルです」

大阪には、続々と各国の首脳が到着している。28日から始まるG20大阪サミットでは貿易問題などで各国の思惑が衝突する場面も予想されるが、議長国として日本文化の「和」を広げていけるか、世界が注目している。