日本の人口 過去最大の自然減に
去年一年間に、生まれた赤ちゃんの数は過去最少で一方、死亡者の数は戦後最多となり、人口はおよそ51万5000人マイナスと過去最大幅の自然減となったことが分かりました。
厚生労働省の人口動態調査によりますと去年、1年間の出生数は86万5234人で過去最少となりました。
一方、死亡数は138万1098人と戦後最多で人口の自然増減はマイナス51万5864人と初めて50万人以上の減少となりました。これは調査を始めた1899年以来過去最大の減少幅です。厚労省は少子高齢化が反映されたと分析しています。
一方、婚姻件数は7年ぶりに増加し、59万8965組でした。厚労省は、新元号にちなんだ「令和婚」が後押ししたことが背景にあるとしていて、元号が変わった5月は前年に比べて倍増したということです。