各都道府県の五輪聖火ランナー募集開始
来年に迫った東京オリンピックの聖火リレー。各都道府県によるランナー募集が1日から始まった。
東京オリンピックの聖火は、来年3月20日に日本に到着。宮城、岩手、福島の被災3県で「復興の火」として展示された後、3月26日に、福島県のJヴィレッジから聖火リレーがスタートする。
聖火リレーは121日間の日程で、47都道府県全てを通る。東京都では、島しょ部を含む62の全区市町村を回った後、都庁でゴールし、最終的に新国立競技場で点火される。
ランナーは全国で約1万人が予定されていて、1人約200メートルを走る。
スポンサー企業による募集は先月から始まっていて、1日から都道府県による募集が始まった。
都道府県枠への割り当ては1日あたり22人で、各都道府県ごとに、公募や推薦でランナーを決めるという。
1日、都内で会見を行った鈴木俊一オリンピック・パラリンピック担当相は、「聖火リレーは、実際に走るランナーだけでなく、見ることによっても参加意識を持ってもらえる」などと期待感を示した。
ランナーへの申し込みは、来月末までで、今年年末に公表される予定。