繁華街に「大きなサル」通報相次ぐ 目撃情報すでに昨年度の“4倍”に 長崎市
2日朝、長崎市内にサルが現れ、通報が相次ぎました。長崎市では、サルの目撃情報が昨年度の4倍以上に増えていて、繁華街で目撃されることも多くなっているといいます。
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長崎市の中心部で、電線の上を1匹のサルがスタスタと歩く様子をカメラが捉えました。サルは器用に電線を“綱渡り”しています。電線の上でひと休みしたり、スルスルと下に下りてきたりする様子も見られました。
サルが現れたのは、出勤時間帯の2日午前8時ごろで、警察や市には、「大きなサルがいる」といった通報が相次いで寄せられました。サルは1匹とみられ、人への被害は確認されていないということです。
長崎市内でのサルの目撃情報は、昨年度1年間で10件だったのに対し、今年度は、すでに44件と4倍以上に増えていて、繁華街で目撃されることも多くなっているということです。
市は、サルを見かけても、近づいたり大きな声を出して興奮させたりしないよう注意を呼びかけています。