メダルに必要な金属 リサイクルで全て確保
来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックで、選手に授与される金・銀・銅のメダルを作るのに必要な金属を、携帯電話などのリサイクルで全て確保できたと、10日、大会の組織委員会が発表した。
来年の東京大会では、金・銀・銅のメダル合わせて約5000個を、使用済みの携帯電話や小型家電などから取り出した金属で作る予定だが、大会組織委員会は10日、「目標量を100%確保できた」と発表した。
全国各地で回収した携帯電話など約8万トンから金約32キログラム、銀約3500キログラム、銅約2200キログラムを確保したという。
注目のデザインは、オリンピックメダルは今月24日に、パラリンピックメダルは来月中に発表される予定。