五輪控え…26日も大規模な交通規制テスト
来年の東京オリンピック・パラリンピック開催時の、交通混雑緩和のための大規模な交通規制のテストが、24日に引き続き、26日も行われる。
26日の規制でも、首都圏の高速道路では、新国立競技場に近い首都高「外苑」の上り・下り、選手村に近い「晴海」「新都心」の4か所が終日閉鎖され、そのほか「三軒茶屋」や「高井戸」など、50か所の入り口は、交通量が増えた場合に閉鎖される対象になっている。
また、高速道路の料金所のレーン規制や、一般道での信号調整も24日と同様に行われる。
24日は、最大で36か所の入り口が閉鎖され、並行して走る一般道が渋滞するなど影響がでたが、首都高全体の交通量は、去年の同じ時期に比べ、およそ7%しか減らなかったことが分かった。
本番では、首都高の交通量を30%減らす目標が掲げられていて、今回の規制テストの結果を踏まえて、対策の検討が進められることになる。