出生数、8年連続で過去最少 人口動態調査
去年1年間に生まれた赤ちゃんは、統計開始以来、最も少なくなりました。
厚生労働省の人口動態調査によりますと、去年、生まれた赤ちゃんは75万8631人で、2022年よりおよそ4万人少なく、8年連続で過去最少を更新しました。
また、婚姻数も48万9281組にまで減少し、50万組を下回るのは、1933年以来です。
死亡数から出生数を引いた人口の自然減は83万1872人で、過去最大の下げ幅となりました。
政府は、「若い世代の所得を増やし、すべての子育て世帯を切れ目なく支援することで少子化対策をしていきたい」としています。