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「首都直下地震」想定した訓練 取り残された人の救出方法を7警察署合同で確認 警視庁

2025年3月5日 18:49
「首都直下地震」想定した訓練 取り残された人の救出方法を7警察署合同で確認 警視庁

警視庁は、解体工事前の旧国分寺市役所を使って、首都直下地震などの大規模災害に備えた初動救助訓練を行いました。

警視庁は5日、解体工事が行われることが決まっている、旧国分寺市役所で小金井署ら多摩地域の7警察署合同の初動救助訓練を行いました。

訓練は、首都直下地震などの大規模災害が起きたという想定で行われ、発災当初に駆けつけることができる、地元の交番勤務の警察官らを中心に、交番にある工具やパイプ椅子などを使って、中に取り残された人を救助したり、簡易タンカを作って搬送したりする手順を確認しました。

警視庁小金井署の渡辺裕子署長は、訓練を通じて、「何を今やらないといけないのか判断し、ためらいなく行動できるスキルをあげていきたい」としています。

最終更新日:2025年3月5日 19:46