キャンプ場などから23人避難「びっくり」
群馬県と長野県にまたがる浅間山が7日夜、4年ぶりに噴火した。群馬県内では降灰が確認されている。
気象庁によると、噴火は7日午後10時8分ごろに発生し、噴煙が上空1800メートル以上まで上がった。噴石は火口から200メートルほど飛散し、群馬県側では降灰が確認された。
気象庁は、噴火警戒レベルをこれまでの「1」から、入山を規制する「3」に引き上げ、山頂火口から約4キロの範囲では、噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。群馬県長野原町では、4キロ以内のキャンプ場などにいた23人が避難した。
避難した人「いやー、もうびっくりで。うそって感じですね」
町によると、これまでにケガ人などの情報は入っていないという。
一方、長野原町の隣の嬬恋村では、特産のキャベツ畑でふだん通りキャベツの収穫が行われていた。
キャベツ農家「(Q.キャベツの心配は?)全然ないですよ。全然問題ない」
群馬県などが引き続き情報収集を進めている。