五輪パラ中 首都高は時間帯で料金変動
来年の東京オリンピック・パラリンピックで、大会組織委員会と東京都などは、大会期間中の首都高速道路の通行料金を時間帯で変動させる、「ロードプライシング」を実施することを決定した。
大会組織委員会と東京都などが決めた実施案では、東京オリンピック・パラリンピックの期間中、渋滞を減らして大会関係車両をスムーズに運行させるため、首都高の都内の区間について、午前6時から午後10時までは、マイカーを対象に通行料金を1000円上乗せする。
一方で、午前0時から午前4時まではETC利用の全ての車両を対象に料金を半額にして、日中の交通量を分散させる考え。
期間は、来年7月20日から8月10日までと、パラリンピック期間中の来年8月25日から9月6日までとなっている。
組織委員会によると、大会期間中に何も対策を行わない場合、首都高の渋滞は、平常時のおよそ2倍になるとみられていて、通行料金を変動させることで、日中の渋滞緩和をはかりたいとしている。