羽田・国際線増便 ロシアなどに初配分へ
来年から、都心を通る新たな飛行ルートが運用されることによる国際線の増便で、ロシアやインドなどに新たに発着枠が配分されることになった。
国土交通省は、羽田空港の国際線の発着枠について、来年の3月29日から都心上空を通る新たな飛行ルートを運用することで、1日あたりこれまでより50便増やすことにしている。
このうち24便がアメリカ路線に配分されることがすでに決まっていたが、そのほかの増枠分について国交省は2日、中国やオーストラリアなど8つの国と地域に配分すると発表した。中でもロシア、インド、イタリア、トルコ、フィンランド、スカンディナビア地域には、初めて配分されることになる。
また、この50便は海外の航空会社と日本の航空会社で半分ずつ運航することになっているが、国内航空会社への配分は、全日空が13.5便分、日本航空が11.5便分となった。