成田空港“陸の孤島”1万3300人足止め
成田空港では台風15号の影響で、空港につながる鉄道や高速バスが一時運行を見合わせ、約1万3300人が空港内にとどまる事態となっている。
成田空港会社などによると、台風15号の影響で、成田空港に乗り入れているJRと京成電鉄は、特急や在来線ともに9日の始発から運転を見合わせたほか、周辺の高速道路が通行止めになった影響で、高速バスの運行も止まった。
夕方になって京成線の一部と高速バスの一部がそれぞれ運行を再開したが、多くの人が成田空港から出られず、10日午前3時20分の時点で、空港内には3つのターミナル合わせて約1万3300人がとどまっているという。
空港内にとどまっている人には、水やクラッカーに加え、寝袋も配布されたという。