台風被害 千葉県内で停電や断水続く
関東各地に大きな被害をもたらした台風15号。千葉県内では、10日になっても各地で停電や断水が続いている。
9日に台風15号による強風でゴルフ練習場のネットが倒れ、柱が住宅を直撃した現場では、住民が片付けに追われていた。
家が被害にあった人「電気がないっていうのが一番大変。今からコインランドリーに行って全部いっぺんにやっちゃおうかな」
東京電力によると10日午前11時現在、千葉県を中心に4つの県の60万軒あまりで、停電が続いていて、10日中に、停電の軒数を半減させたいとしている。
また、断水が続いている地域もある。富里市の日吉台小学校では、自衛隊40人が給水車で対応にあたっていた。
家が断水している男性「お風呂も入れない状況で、何もできないです」「まさか自分がなると思わなかったし、まさか都市でこんなことになるなんて思わなかった。びっくりしました」
この給水所には午前9時からの1時間で約60人が訪れた。千葉県によると、一時、県内の約9万戸が断水していたということで、復旧作業を急いでいる。