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中川翔子×いじめ8 嫌な体験は上書こう

2019年9月13日 20:12
中川翔子×いじめ8 嫌な体験は上書こう


■やりかえすのではなく、「あ~良かった」を上書きする

負けない強い心の持ち主の人はもちろんかっこいい。だけど、人ってやっぱり理不尽に攻撃されると心が弱っちゃうんですよね。理不尽に攻撃する意味わかんない人っているんですよ。だからやり返すっていうよりも、自分なりに「あ~良かった」って思えることを上書きしていくことが勝ちな気がしますね。みんなが誰かに隣れる(となれる)ような勇気と、心の余裕を持てたら素敵ですね。


■いじめは犯罪だと常に発信しなきゃいけない

「いじめは悪いもの。恥ずかしいもの」ということを思春期に入る子、新しい生徒がいるので大人は季節を問わず常に発信し続けていかなきゃいけないことな気がします。ちゃんと忘れずに命を守るために。9月1日は一番自殺者が多い日かもしれないけど、9月1日に限らずどこかで誰かが悩んでいるし、しんどかったり、そのピークがどう来ちゃうかというのは、それぞれ違うし。


■人生を楽しむ秘訣とは?

大人になって「何これ?」って思うことでも、それに文句を言っていたらもったいない気がしますよね。キラキラしている先輩方って、流行っている面白いものを否定しないで、興味を持ってくれるのがかっこいいなって。

例えば、最近私はオンラインのゲームにハマっているんですよ。先日、大先輩の水木一郎さんにその話をしたら、すぐ本体ごと買って、めちゃくちゃハマってくれたんです。もう、ずっとログインしてるんですよ。あんなに忙しいのにそれってかっこいいなって思います。何かを否定するんじゃなくて、面白そうなことは全力で楽しむ。大人もそうだったらいいですね。みんな違ってみんないいっていう面白さ。誰かを否定しないということかもしれないですね。


■ネットでは、みんなの個性が「いいね!」される

多分私たちより下の世代はネットとかSNSが空気みたいにある世代なので、ネットのいいところをちゃんと知っていると思うんです。感覚で、沢山の情報からいい部分を見つける能力が育っている気がするんですよね。

だから大人もネットを否定しないでほしい。まだ「ネットは悪いものです」とだけ言う先生もいるみたいですけど、ネットで居場所を見つけるとか、自分の個性を「いいね!」ってされるのはすごく大事で素敵なことだと思うので。そして、お互いに「いいね!」って思いあえることがすごくいいことだと思うし。「個性バンザイ!」っていう風にネットのおかげでなったので。だから私は生きる場所を見つけられたなと思います。学校では話せなかったことが、たくさん大人になるまでに「あ~良かった」に変わりました。ネットに助けられましたね。

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