１３日、豚コレラに感染しているブタが確認された埼玉県秩父市の養豚場で、１３日夜からブタの殺処分が行われている。

秩父市の養豚場で飼育され、山梨県に出荷されたブタが豚コレラに感染していたことが１３日に確認されたことを受け、埼玉県はこの養豚場で飼育している６７８頭のブタ全頭の殺処分を決めた。殺処分は１３日午後１０時半から始まり、１４日も交代の職員らが防護服に身を包み、バスで養豚場に向かった。県によると、１４日午前１０時までに３１４頭が殺処分され、１４日中の殺処分完了を目標に作業を進めている。

去年９月に岐阜県で確認されて以来、関東では初めての豚コレラ感染確認となったが、この養豚場では、先月下旬から１日数頭のブタが死んでいたということで、県などは感染の経緯などを詳しく調べることにしている。