伊豆諸島・八丈島近海の地震活動、引き続き注意を 今月14日に相次ぎ発生 気象庁
伊豆諸島の八丈島近海では今月14日に地震が相次いで発生しましたが、その後、地震活動はやや落ち着いています。ただ、これまでも短期間に、まとまった地震活動があったことから、気象庁は引き続き、地震活動に注意してほしいと呼びかけています。
気象庁によりますと、今月14日、八丈島近海を震源とする地震が相次ぎ、東京都神津島村で震度3を観測したのをはじめ、1日だけで震度1以上の地震が10回発生しました。
15日は震度2の地震が、16日は震度1の地震が、それぞれ1回ずつ発生しています。
14日から17日正午までに震度1以上の地震は12回ありましたが、まとまった地震活動となったのは14日だけで、その後、地震活動は、やや落ち着いているということです。
気象庁は、八丈島近海では、当分の間は地震活動が続くとみていて、今後も引き続き注意してほしいと呼びかけています。
また、海域の浅い場所で地震が発生しているため、仮に大きな規模の地震が起きた場合には、津波が発生する恐れがあることから注意してほしいとしています。
八丈島近海では、2021年7月と今年3月にも震度1以上の地震が短期間に相次いで発生するなど、地震活動がやや活発になりました。