台風7号 鉄道・空の便に影響広がる
台風7号で、鉄道ではウェザーニュースの予測で、特に東北・関東・東海で17日(土)の午前まで在来線などに大きな影響が出るとしています。
JR東日本は、16日、湘南新宿ラインの東海道線から高崎線の直通列車が終日、横須賀線から宇都宮線の直通列車は午前11時以降、全線で運転を見合わせます。
東京メトロは、東西線の東陽町駅から西船橋駅の間で午前10時半ごろから夜にかけて運転を見合わせます。
新幹線では、JR東海は、東海道新幹線の東京・名古屋間で始発から終日、運転を取りやめることを決めています。
名古屋・新大阪間は「のぞみ」と「ひかり」の運転を取りやめ、各駅停車の「こだま」を1時間あたり上下線それぞれ2本程度、普通車を全席自由席にして運転するということです。
JR東日本も午前11時ごろから最終列車までの間、東北・上越・山形新幹線の一部の列車を運休すると発表しています。
続いて、空の便です。
国内線では、全日空、日本航空ともに羽田や成田を発着する281便の欠航を決めています。
国際線では、16日だけであわせて91便がすでに欠航となっています。
高速道路各社も、通行止めを行う可能性があるとして、予定の変更なども検討してほしいと呼びかけています。
東京電力パワーグリッドは台風による停電などに備えて電源車やポータブル発電機などがすぐに使用できるよう準備を進めています。
また、樹木などが電線にふれて、電線が切れていたりした場合は、大変危険なので近寄らずに、東京電力まで連絡するよう呼びかけています。