×

「はだか祭」初めて女性参加へ 1300年続く「天下の奇祭」に転機 愛知・稲沢市

2023年11月7日 19:55
「はだか祭」初めて女性参加へ 1300年続く「天下の奇祭」に転機 愛知・稲沢市

愛知県稲沢市の国府宮神社で行われる天下の奇祭「はだか祭」。1300年ほど続く伝統行事で、クライマックスは下帯姿の裸男たちによる「もみ合い」。たった1人の「神男」に触れると厄払いができるといわれています。

これまで長年の慣習で着衣での参加ができず、女性は事実上、祭りに参加できませんでした。しかし、地元の約30人の女性団体から、神社に参加を希望する相談があり、神社は、男女平等を重視する時代の流れをくんで参加を受け付けると発表。

神社によると、危険を避けるため、女性は大勢の裸男がぶつかり合う「もみ合い」には参加しませんが、その前に行われる「儺追笹奉納(なおいざさほうのう)」に着衣の上、男性とは時間を分けて参加するということです。