赤木俊夫さんの妻 “銃撃前日”安倍元首相に手紙
森友学園をめぐる公文書改ざん問題で自殺した近畿財務局の職員の妻が安倍元首相に対し、亡くなる前日に改ざん問題の再調査を求める手紙を手渡していたことがわかりました。
7月7日、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの妻・雅子さんが神戸市に遊説に訪れた安倍元首相に手紙を手渡した映像では、安倍元首相の手にはしっかりと白い封筒が握られています。
赤木俊夫さんは森友学園をめぐる公文書の改ざんに関与させられ自殺し、雅子さんは夫の死の真相を知りたいと改ざんの再調査を国に求めています。
この日 渡した手紙にも、「再調査よろしくお願いします」と書かれていましたが、翌日、安倍元首相は銃撃され亡くなりました。
雅子さんは、「安倍さんに会ったのはこの日が最初で最後となり大変ショックだ。安倍さんを安らかに送るためにも国や関係者は改ざん問題の説明をしてほしい」と話しています。