オンラインカジノ賭け金など約42億円マネーロンダリングか 男ら3人を逮捕
オンラインカジノの利用客の賭け金などおよそ42億円をマネーロンダリングしたとして、カジノの決済代行をしていた会社役員の男ら3人が逮捕されました。
警察によりますと、逮捕された吉原秀明容疑者ら3人は去年6月から7月にかけて、海外のオンラインカジノの利用客の賭け金などおよそ42億円を、複数の銀行口座に入金させて資金移動を繰り返し、収益を隠した疑いがもたれています。
吉原容疑者らは、カジノの決済を代行し賭け金の4%と、払い戻しの3%を手数料として受けとっていたということです。
吉原容疑者のグループでは、実態のない会社名義の口座など500ほどの口座を使って1年間でおよそ900億円をマネーロンダリングしていたとみられています。
警察は吉原容疑者らが、得た利益で高級車を購入していたほか、オンラインカジノの運営グループにも資金が流れていたとみて、実態解明を進めています。