冒険家・三浦雄一郎さん、90歳で富士山山頂に「今度は自分の足で登りたい」新たな夢も
日本最高峰・富士山の登山に挑んでいた90歳の冒険家・三浦雄一郎さんが31日午前、3日間の登山を経て山頂に到着しました。
90歳の三浦さんは仲間40人と共に、29日から富士山頂を目指していて、31日午前5時に九合目の山小屋を出発しました。
三浦さんは3年前に血液の塊が脊髄を圧迫する病気を発症し、首から下が麻痺している状態ですが、山岳用の車椅子を仲間にロープで牽引してもらい、午前7時20分ごろ、山頂に到着しました。
三浦さんは登頂後、「周りの支えのおかげでチャレンジできた。今度は自分の足で登りたい」と新たな夢を語りました。