最高裁長官「意義あること」来年から18歳・19歳も裁判員選任へ
3日の憲法記念日を前に、最高裁判所の大谷直人長官が会見し、来年から裁判員に18歳・19歳が加わることについて、「裁判員裁判の発展のためにも意義あることだ」と述べました。
大谷長官「若い世代にも積極的に参加してもらうため、 法教育の実情を踏まえた情報発信に努めることのほか、その声を制度運営の改善に生かしていきたいと考えています」
成人年齢の引き下げなどに伴い、来年から裁判員に18歳・19歳が加わることについて、最高裁の大谷長官はこのように述べ、「裁判員裁判の発展のためにも意義あることだ」と語りました。
その上で、「若い世代の人にも評議において、率直な意見を述べてもらうことで幅広い国民の視点・感覚を裁判に反映することにつながると考えている」と話しました。