米海兵隊員“強制性交致傷”で起訴 松野長官「極めて遺憾」
那覇地検が、アメリカ海兵隊上等兵の男を強制性交致傷の罪で起訴していたことがわかりました。一方、松野官房長官は、「このような事案が発生したことは極めて遺憾だ」と述べ、アメリカ軍に対して、再発防止の徹底などを申し入れたことを明らかにしました。
松野官房長官「このような事案が発生したことは極めて遺憾であり、昨年12月の本件起訴を受けて、外務省から米軍に対し、遺憾の意を申し入れるとともに、綱紀粛正および再発防止の徹底について申し入れました」
また松野長官は、「アメリカ側も深刻に受け止めている」と述べ、地元の捜査当局の捜査に対する協力があったことを明らかにしました。
その上で、「アメリカ軍兵士などによる事件、事故は地元の人々に大きな不安を与えるものであり、あってはならない」と強調し、今後もアメリカ軍に対し、事件や事故防止の徹底を求める考えを示しました。