7日、ジャニーズ事務所が会見を開きジャニー喜多川元社長による性加害を認め、謝罪しました。問題を受け、藤島ジュリー景子氏が社長を引責辞任し、新社長に東山紀之さんが就任しました。

藤島ジュリー景子 前社長
「ジャニーズ事務所といたしましても、藤島ジュリー景子個人としても、ジャニー喜多川に性加害はあったと認識しております。被害者のみなさまに心よりおわび申し上げます」

ジャニーズ事務所は7日、4時間あまりにわたり会見を開き、ジャニー喜多川元社長による性加害を認めて謝罪しました。その上で、今月5日に藤島ジュリー景子前社長が引責辞任し、所属タレントの東山紀之さんが新社長に就任したと発表しました。

東山紀之 新社長
「喜多川氏が被害者の方に長きにわたって深い心身の傷をおわせてしまったこと、それで失った信頼を取り戻すのは大変時間がかかると思いますが、そのために今後の人生をかけ命をかけ、この問題に取り組んでいきます」

東山新社長は、年内にタレント業を引退するということです。

また、ジュリー前社長は当面の間、代表取締役にとどまり、被害者の救済やタレントらの心のケアに関する業務にのみ携わるとしています。

会見で東山新社長は「ジャニーズ事務所」という社名について、現時点では変更しないものの、検討の余地はあると説明しました。