関電会長 06年から金品受領 説明と相違
関西電力の役員らが高浜原発のある自治体の元助役から金品を受領していた問題で、八木会長は、2006年から金品を受け取っていて、会見での説明時期と異なることが分かった。
この問題は、関西電力の八木誠会長や岩根茂樹社長ら20人が、福井県高浜町の元助役・森山栄治氏から、現金など3億2000万円相当を受け取っていたもの。
今月27日に、岩根社長は、会長を含む20人が受け取った時期について、2011年から7年間と説明していたが、その後の取材で、八木会長は2006年から4年間受け取っていて、社長会見での説明とは時期が異なることが新たに分かった。
また、社内の調査委員会の結果は、昨年9月にまとまっていたが、取締役会では報告されていなかったという。
関西電力は、近くあらためて会見を行うことを検討している。