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能登半島地震の災害廃棄物 金沢市以南で受け入れ開始

2024年8月7日 22:34
能登半島地震の災害廃棄物 金沢市以南で受け入れ開始
能登半島地震の災害廃棄物について、石川県金沢市以南の市にある公共のごみ処理施設でも、可燃物の受け入れが始まりました。

災害廃棄物はこれまで効率を優先し、仮置き場から大型車両で民間の処理施設に搬出してきました。

しかし、多くの公共のごみ処理施設では小型のパッカー車でないと入れないため、県では積み替え場所を金沢港の近くに整備しました。

7日からは早速、珠洲市や輪島市から運ばれた木くずやプラスチックなどの可燃物を、重機や手作業で積み替える作業が行われました。

石川県産業資源循環協会 高山盛司会長
「公費解体のペースが非常にあがっていますので」
「ここを活用して解体スピードに追い付くように処理をしていく」

そして、積み替えられた災害廃棄物は、金沢市の西部環境エネルギーセンターへ。

今回の積み替え場所の整備に伴い、金沢市以南の加賀地区にある5つの自治体のごみ処理施設で、家屋の解体に伴う災害廃棄物の受け入れが可能になりました。

県では、ほかにも金沢港近くの工業用地を、災害廃棄物の積み替え場所とすることを検討しているということです。
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