ハンセン病元患者の家族、厚労相と面会
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ハンセン病の元患者の家族は、加藤厚生労働相と面会し、差別解消に向けた取り組みを抜本的に見直すよう求めた。
加藤厚労相「長きにわたって、いわれなき厳しい偏見、差別のもとにおいて筆舌に尽くしがたいご苦労、ご苦難、いろいろあったと思います。深く反省をし、おわびを申し上げたいというふうに思います」
元患者の家族らと面会した加藤厚労相は謝罪し、差別の解消に向けて取り組むと述べた。
国は差別解消のための啓発活動を行っているが、家族らは、今も差別は続いていると訴えた。
原告団副団長「これまでの啓発は間違っていた。きちんと成果があらわれなかった。こういうことの反省の上にたって、新たな啓発のあり方を進めていただきたい」
さらに家族は「形だけではなく差別や偏見をなくしてほしい」などと述べ、啓発活動の抜本的な見直しを求めた。