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障害者とタッグで謎解き「異言語Lab.」

2019年10月3日 16:12
障害者とタッグで謎解き「異言語Lab.」

ゲストがイチオシの「ソーシャル・グッド」なモノやヒトを紹介いただく「recommend」。福祉を軸に事業を展開する松田崇弥氏、松田文登氏のイチオシは「異言語Lab.」。どんなプロジェクトなのか話を聞いた。

松田崇弥氏:
聴覚に障害がある菊永さんという方が代表をやられてるプロジェクトで「脱出ゲーム」なんです。このときはたしか「海賊船を脱出しろ」みたいなテーマで様々な問題を解いていくものだったんですが、面白かったのは、学校で行われたので、サイレンが鳴ったりとかして「私は海賊で、ここにヒントがある」みたいのを出されたりすると、聴覚障害の方は聞こえないので、「お前、ちゃんと聞いとけよ」みたいな、すごい怒られたりするというか、逆転するっていう所にすごく面白さを感じまして。

松田文登氏:
タッグを組まないと謎が解けないというゲームになっているので、一緒にタッグを組んでゴールを目指していくんです。

松田崇弥氏:
手話とかも自分たちが覚えなきゃいけないという仕組みになっていたり、すごく仲良くなれる仕組みになっています。

――絶対に両方がそれぞれの特徴を使わなければいけない?

松田崇弥氏:
そうですね。本当に面白くて。これをやると、障害というものは「欠落」ということではなくて、言語の違いなんだろうなっていうのをすごく感じます。

――だからこそ「異言語」なんですね。参加できるのですか?

松田崇弥氏:
ウェブサイトなどで告知しています。クラウドファンディングをスタートすると言ってました。

【the SOCIAL recommendより】