関電・経営トップ「社外役職」辞任へ
原発の立地などを巡る関西電力の金品受領問題。八木会長ら経営トップが、社外企業の役員職について辞任を申し出た。
関西電力によると、八木誠会長は日本生命とエイチ・ツー・オーリテイリングで社外取締役を務め、さらに読売テレビで社外監査役となっているが、各社に対し本人からの辞任の意向を伝えたという。日本生命はこれを受理し、すでに辞任を了承している。
また、岩根茂樹社長は、田辺三菱製薬とテレビ大阪の社外取締役を務めていたが、いずれも辞任を申し入れたという。
関西電力は、「現在の状況から判断した」とコメントしているが、2人は、会長と社長については続投の意思を表明している。