ゴルフ練習場鉄柱、来週にも撤去開始 千葉
台風15号の影響で千葉県市原市のゴルフ練習場の鉄柱が倒れ住宅に被害が出ている問題で、10日に住民説明会が行われ、解体業者が撤去作業を来週にも始めることを明らかにした。
先月、台風15号による強風で市原市のゴルフ練習場の鉄柱が倒れ周辺の住宅に被害が出た問題で、10日、練習場のオーナーや弁護士も出席して住民説明会が行われた。
この問題をめぐっては、都内の解体業者が無償での撤去を提案しているが、「撤去時に発生した損害の責任は負わない」としていた。
10日の説明会では、撤去時の損害について、解体業者が賠償責任保険に加入し、保険の費用はゴルフ場側が負担する案が示された。
また、解体業者が、来週にも同意が得られた住宅から鉄柱の撤去作業を始めることも明らかにした。
一方、10日に説明会に参加したゴルフ練習場のオーナーが取材に応じた。
ゴルフ練習場のオーナー「前回(の住民説明会)も来なかったし。みなさんに謝罪する言葉もかけて。(撤去に)同意しているところから(撤去作業を)始める」
説明会では、住民らから、週末に接近する大型の台風19号に不安を抱える声も多く聞かれた。