老人ホームの入居者ら全員救助 川越市
埼玉県川越市では川が氾濫し、老人ホームの入居者らが一時、施設内に取り残されたが、全員救助された。
埼玉県川越市の下小坂地区では13日朝、近くを流れる越辺川の堤防が決壊し、辺り一面が浸水した。地区には特別養護老人ホーム「川越キングス・ガーデン」とケアハウス「主の園」があり、老人ホームは浸水し、利用者と職員合わせて124人が全員救助された。
ケアハウスは孤立していたものの、浸水などの被害がほとんどなかったため、避難しないことにしていたが、14日になって避難を決め、午後2時ごろまでに利用者と職員合わせて88人が全員避難したという。
近くにある民家では、水がひいたことから、住民たちが14日朝から復旧作業を行っている。