各地で深刻な台風爪痕…関東各地の被害状況
台風19号による影響で関東各地でもさまざまな被害の状況が続いている。
栃木県鹿沼市の清洲第一小学校などでは浸水や断水などの影響で休校となっている。
校長「別の場所で授業を再開する場所は決定しました。ただ、この学校が(いつから)子供たちが戻ってきて授業できるかということはまだまだちょっと未定です」
栃木県内では小学校8校、中学校5校で休校したほか、15日の授業開始が遅れた学校もあったという。
また、先月の台風15号の影響で大規模な停電が続いた千葉県では、台風19号の影響でも再度停電が続き、現在もおよそ1万6000軒が停電している。
住民「停電(している)、作業は明るいうちだけ。やっぱ大変ですね、電気がないというのは」
東京電力は16日までにはおおむね復旧する見通しと発表しているが、鋸南町など一部地域では20日まで停電が続く可能性があるとしている。
一方、駅構内の一部が浸水する被害が出た神奈川県川崎市のJR武蔵小杉駅では、15日朝から自動改札は復旧したが、エレベーターやエスカレーターの復旧のめどはたっていないという。その影響で入場制限を行うなどしたため、連休明け初日の15日、通勤時間帯には利用客の列が駅の外まで続いていた。