競技場のフェンス倒れる 十数人が落下
全国高校サッカーの北海道大会が行われた札幌市の競技場で、スタンドのフェンスが倒れる事故が発生した。
サッカーの試合終了後、選手たちが観客席の仲間の元へ駆け寄ったその時、フェンスが曲がり、十数人がおよそ1.3メートル下のフィールドに落下した。
20日、北海道札幌市の厚別公園競技場で行われていた全国高校サッカー北海道大会の決勝。
その試合後、優勝校の選手たちが応援席の仲間の元に向かったところ、握手をしようと大人数がステンレス製のフェンスに寄りかかったため、重さに耐えきれず、根元から曲がったという。
この事故で、高校生2人が耳などに軽いケガをした。
札幌市では、フェンスに寄りかからないよう呼びかけるなど、安全対策を徹底したいと話している。