西日本豪雨で不通 JR芸備線が全線再開
去年の「西日本豪雨」以来、一部区間が不通となっていた広島県のJR芸備線が約1年3か月振りに全線で運転を再開した。
午前6時15分過ぎ、広島市安佐北区の三篠川に架かる鉄橋を通過したJR芸備線の上り一番列車。運転を再開したのは、最後まで不通となっていた「狩留家」と「中三田」間のおよそ4.5キロ。この区間は、鉄橋が流されたため475日間にわたって運転見合わせが続いていた。
23日は全線復旧を祝う臨時列車も走り、地元住民らが再開を祝った。
芸備線は、23日の始発から通常運転している。これで県内のJRは1年3か月振りに全線が復旧した。