口永良部島 噴火警戒レベル3に引き上げ
鹿児島県の口永良部島で火山活動が高まり、気象庁は28日未明、噴火警戒レベルを「3」に引き上げた。
鹿児島県の口永良部島では今月18日につづき、27日夜も新岳の火口付近を震源とする規模の大きな火山性地震が発生した。
これを受け、気象庁は噴火警戒レベルを火口周辺規制の2から入山規制の3に引き上げた。
口永良部島の新岳では、今年1月、爆発的な噴火によって、1.9キロにわたる火砕流が起きているが、今年2月3日以降は噴火が観測されておらず、6月に気象庁は噴火警戒レベルを「2」へ引き下げていた。
気象庁は、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。