浅間山 噴火警戒レベル「2」に引き下げ
今月初めに噴火した群馬県と長野県にまたがる浅間山では、火山活動が落ち着いた状態が続いていて、気象庁は警戒レベルを「3」から「2」に引き下げた。
気象庁によると、浅間山では、今月7日に小規模な噴火が起きて以降、火山性の地震や火山ガスが少ない状況が続き、また、マグマの上昇を示すような地殻変動も、観測されていないという。
これを受け、気象庁は、噴火警戒レベルを、入山を規制する「3」から、火口周辺への立ち入りを規制する「2」に引き下げた。
気象庁は、警戒範囲を4キロから2キロに縮小した上で、引き続き、突然の噴火に警戒するよう呼びかけている。