×

遠近法をどう理解?全盲の男性が撮る映画

2019年10月29日 13:56
遠近法をどう理解?全盲の男性が撮る映画

障害にスポットをあてたプロジェクトを展開しているキュレーターの田中みゆきさん。障害者は、健常者中心の世界では発見できなかった視点を与えてくれる存在で、「人にとっての普通とは何か」を考えるきっかけにもなるという。

今年3月には、全盲の男性が映画を制作する過程を追ったドキュメンタリー映画「ナイトクルージング」をプロデュース。生まれながらの視覚障害者は「遠近法」が理解しにくいが、それを別の感覚で捉える能力にも気づきがあったという。


■田中みゆきさんプロフィル
キュレーター。文化施設で展覧会や公演の企画などに携わった後、フリーランスに。障害にスポットをあてたプロジェクトを展開している。これまでに、義足のアスリートによるファッションショーや視覚障害者のダンスパフォーマンスなどを企画。今年3月には、全盲の男性が映画を制作する過程を追ったドキュメンタリー映画「ナイトクルージング」をプロデュースした。アートやデザインを通して障害について考える機会をつくり社会を豊かにすることを目指している。


【the SOCIAL guestより】

24時間ライブ配信中
日テレNEWS24 24時間ライブ配信中
logo

24時間ライブ配信中