来年度から大学入学共通テストでの活用が決まっている英語の民間試験をめぐり、萩生田文部科学相は、「自分の身の丈に合わせて頑張ってもらえれば」との発言を撤回した。

萩生田文科相「国民の皆さま、特に受験生の皆さんに対して、不安や不快感を与えることになってしまったと考えており、改めておわびを申し上げるところでございます。私の不徳のいたすところだと反省しています」

萩生田文科相は２９日朝、改めて謝罪し、発言を撤回した。新たな大学入試の共通テストで活用される英語の民間試験をめぐっては、金銭的、地理的な不公平さが指摘される中、萩生田文科相は先週、ＢＳのテレビ番組で、「自分の身の丈に合わせて、頑張ってもらえれば」などと発言し、２８日、謝罪していた。