背後から襲い逃走…週末も警戒続く 長野駅連続殺傷事件【長野市】
今月22日にJR長野駅前で男女3人が男に刃物で刺され1人が死亡、2人が重軽傷を負った連続殺傷事件。
犯人が逃走している中、25日は初めての週末を迎え、警戒が続いています。
警察によりますと被害にあった3人は、いずれも背後から襲われたとみられることが新たにわかりました。
事件から4日目を迎えたJR長野駅。
【飯島榛菜記者】
「事件があってから初めての週末です。人通りも多い中、現場周辺ではきょうも警察による警戒が続いています」
長野県警は、警視庁や関東地方などの県警から応援を受け、およそ220人態勢で対応しています。
事件は、今月22日午後8時ごろ、JR長野駅善光寺口で男女3人が男に刃物で刺され、長野市の丸山浩由さん(49)が死亡。
ほかの男女2人が重軽傷を負いました。
警察によりますと被害にあった3人は、いずれも背後から黙って襲われたとみられることが新たにわかりました。
事件があったJR長野駅前にある献花台にはきょうも朝から多くの人が訪れ、犠牲になった丸山さんを悼んでいます。
【追悼に訪れた人】
「こういった事件がなくなってほしいのも含めて、亡くなった方のご冥福をお祈りさせていただいた」
「亡くさなくてよかった命がなくなってしまったので、すごく悲しいし、学校も子どもを送っていく状況になっていて」
「早く(犯人が)捕まって安心した気持ちで過ごしたい」
逃げた男は年齢20代から40代、身長170センチ前後で、警察はフリーダイヤルを設置し、情報提供を求めています。
県警のフリーダイヤルに寄せられている情報は25日午前中までに230件を超えていて、24日からは回線を増やして対応しています。