千葉・高滝ダムに多くの流木 撤去作業続く
25日の記録的な大雨で11人が死亡し、大きな被害を受けた千葉県で、当時、緊急放流が検討された市原市の高滝ダムに多くの流木が漂流している。30日も撤去作業が続いている。
千葉県では25日の記録的な大雨の影響で11人が死亡し、少なくとも約2000軒で床上・床下浸水の被害が出ている。当時、急激な水位の上昇で緊急放流が検討された高滝ダムには多くの流木が漂流し、撤去作業が続けられている。
高滝ダム・畠山正夫所長「(ゲートを)閉めるときに(流木などが)支障となって閉まらなくなってしまう。それを防止するために、なるべく早く撤去する。(緊急放流しなくて)済んだということは、ダムの持つ能力をフルに使えたということで、ほっとしています」
また、茂原市では市の職員が地区ごとに巡回し、片付け作業が終わっている住宅や施設から順次、消毒作業を行っている。30日に消毒が行われた千葉県内で、浸水の影響で唯一休校が続いている小学校では31日、授業が再開される見通し。