台風で校舎浸水の小学校が授業再開 長野
台風19号の影響で校舎が浸水した長野県長野市の小学校で、5日から別の小学校の教室を借りて、およそ3週間ぶりに授業が再開された。
台風で校舎が1.7メートル水に浸かった長野市の長沼小学校。3週間以上、休校が続いていた。
土砂は撤去されたが、当面校舎が使えないため、およそ3キロ離れた別の小学校の教室を借りて5日から授業が再開された。中にはランドセルが流された児童もいるため、市の教育委員会が用意した手提げのバッグを持って登校した。
長沼小学校では、全校児童93人のうち3分の2に当たるおよそ60人が、現在も自宅以外で避難生活を送っている。