民間試験の検討メンバー「かなりがっかり」
実施見送りが決まった英語の民間試験について、活用方針の検討に関わった委員会のメンバーが会見し、「かなりがっかりしている」などと述べた。
大学入学共通テストにおける民間試験の活用方針などについて議論した会議のメンバーで、民間試験のひとつ「TEAP」の開発にも携わった上智大学の吉田研作特任教授は7日、日本記者クラブで会見し、実施見送りについて、「かなりがっかりしています」と述べた。
また、萩生田文科相は民間試験を活用するかどうかも含め抜本的に見直す考えを明らかにしているが、吉田特任教授は、「もし国がテストが作れるなら、それが一番いいと思います。ただ、それができるかはかなり厳しいと思う」などと述べた。