北朝鮮が「人工衛星」の発射を予告したことを受け、上空の通過が予想される沖縄県は27日午前、危機管理対策本部を発足させました。

沖縄県は27日午前、宮古島などの離島の県の出先機関なども結んで対策本部会議を開き、「衛星」打ち上げに備えた情報収集や県民への情報周知、万が一被害が出た場合の対応などを確認しました。

沖縄県・玉城知事
「テレビやラジオ等の情報にも注意してください。防災無線やテレビ・ラジオ等で県内に落下が予想されると放送された場合には、安全のため屋内へ避難してください」

沖縄県では、これまでも北朝鮮の「人工衛星」が今回予告されたのと同様のコースを通過したため、Jアラートが発表され住民に屋内退避などが呼びかけられていました。