5年で100人超死亡 暖房器具の火災注意
暖房器具による火災で昨年度までの5年間で100人以上が死亡しているとして、NITE(=製品評価技術基盤機構)が注意を呼びかけている。
NITEによると、暖房器具による火災事故などは昨年度までの5年間に965件発生していて、108人が亡くなっているという。特に、石油ストーブや石油ファンヒーターによる火災が多くなっている。
また、60歳以上の死亡事故が目立っていて、死亡事故全体の7割以上にのぼっている。
NITEは、ストーブなどの近くに物は置かず、特に暖房器具で衣類を乾かしたり、暖房器具をつけたまま寝たりしないよう、注意を呼びかけている。